いよいよ帰国日の朝となった。

少し時間があったので、最後の挨拶にお店に向かう。

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チーカン楼は朝早くてまだ開いていないので、塀の上から撮影。

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朝ごはんは春巻きをテイクアウト。

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並ばずに買えて得した気分。このお店はひどい時なら長蛇の行列が西門路のロータリーまで伸びているのを見たことがあるくらいです。

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お店に到着。

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かぶりつくと、日本にはないジャリジャリした食感。砂糖やピーナツの砕いたものが入っている。この味には馴染めない日本人も多そうです。

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お店で最後の世間話をしてから分かれる。

朝10時にアパートの近くに高雄空港まで送ってくれる車を予約。1時間くらいで空港に着けるので、楽ちんです。



先ずは検疫へ。パイナップルを日本に持ち帰る為の証明書を取る。カウンターは分かりやすいが、係員が常駐していないので、電話で呼び出す必要あり。携帯電話を持たない外国人には少しハードルが高いですが、隣に医務室みたいな場所があり、そこの人にお願いすると快く係官を呼んでくれました。

係官がくれば手続きは簡単。新聞紙にくるみ、ビニール袋に入れたパイナップルを差し出すと、中を見られることもなく、サッと重量だけ計量され、証明書は即発行されました。

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ピーチにチェックイン。託送荷物だけでなく、手持ちの荷物も計量するように指示される。手持ちは4KGで余裕でパスしました。

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ターミナルビル1階のファミマで弁当を食べる。これも毎度恒例です。

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鶏肉の味付けがベタベタしていて、私には好ましい。美味しい。

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飛行機は予定通り高雄空港を飛び立つ。

機内食を食べることはないが、メニューが面白かったので、少し撮影。

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関空第二ターミナルに到着。




今回の台南行きは無事に終了した。主にマルやんのお店を訪問する日本人対応の目的で訪台したので、今までとは少し違った旅となりました。

お客さんが来られる時間が不明なので、朝から晩までお店に張り付いている事もありました。私は、遊びで対応しているので全く問題ありませんが、本職の合間に手を抜くことなく一心に相手をしているマルやん一家の皆さんの頑張りには頭が下がるばかりです。あのホスピタリティは中々真似できるものではないし、流石に台南と言っても稀有な存在かも知れません。

一青妙さんの著作、「私の台南」に書かれたことから始まった日本人客の来訪も、流石に出版から月日が過ぎた為か、初回の訪問者数が減っています。今では過去に訪問した事のあるリピーターを中心に、彼らが新しい人を連れてきたり、紹介された方が来られるようになっています。

最近はPopeyeの雑誌で、「シャツを売る店」として紹介されたらしく、雑貨店かなにかかと思い、シャツを買いに来られた日本人も何人かいました。

訪問客が減っている事は少し寂しいような気もしますが、よく考えてみると「マルやん一家」をそっとしておいてあげるという意味では良かったのかもしれません。お店は逃げも隠れも出来ませんし、彼らの性格から言って日本人客は大歓迎であり拒否することはありません。日時・時間は不定で一方的に訪され続ける事になるので、彼らの負担が小さくないのは事実なので・・・・・


PS:

日本に持ち帰ったパイナップル。前回は季節外れに持ち帰り、美味しくなかったが、今回は旬だったので滅茶苦茶美味しかったです。甘いのは勿論、果肉は凄くジューシーだし、芯も柔らかいので全て食べれます。でこれなら持ち帰る意味がありました。

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