この日はフラフラと歩いて出勤。豆乳とパイナップルケーキを食べる。

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これを台湾人に言わせてみると胃が調子が悪い時は、甘いものや豆類は食べてはいけないものだそうだ。数人から言われたので、台湾ではこの手の民間医療の言い伝えが日本以上に徹底している気がする。

ちなみにこのパイナップルケーキは台湾の形をしています。

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胃の状態は回復するも、昨夜のダメージが広がり、全身に力が入らない状態でした。仕事にならないので昼前にはタクシーで帰る。毎度のことであるが、私が店を離れると日本人のお客さんがあったそうです。マルやんは昼の弁当を買っていたが、連続2組の来客あり、昼ご飯を食べれたのは3時だったそうです。彼は文句言わずに「台日交流」に尽力していますが、人知れず大変な事も少なくないですね。

夜の部に少し顔を出すも、相変わらず脱力状態で役に立たず、早めに退却。

良い機会なので、マルやんのお店の斜め前の診療所にかかる。

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病院内の印象は、

1.お年寄りを連れて来る孝行息子が多い。日本の病院でも子供の付き添いはあるが、台湾の方が孝行な比率が高い気がした。

2.病室から聞こえてくる診療は、もの凄い勢いで会話している。台湾語なので何を言っているのかわからないが、台湾は医者も人情味が必要なようだ。

3.私の番が来て病室に入る。一番最初には血圧を測られた。最近の日本ではデジタルの嘘くさい血圧計を使うが、こちらは手動で血圧を測るので正確そうだ。何と体温は計らない。日本の病院では何はともあれ体温ですが、それはなかった。医者と相談の結果、医者の判断も逆流性食道炎で、H2ブロッカーの薬をだしてくれた。同類の日本の市販薬は持っているが、台湾の医者を信じてこれからはこれだけを飲むことにした。

4.ちなみに台湾は日本と同じような強制的な「国民皆保険」です。私も台湾で居住し働いていた時は保険証をもらっていた。人々が安心して暮らせる良い保険制度だと思います。ちなみに、今回は保険がないので実費診療でしたが、合計で500元(約1800円)なので高くありませんでした。

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