今朝は台南人のある友人を驚かせてやろうと、彼が働いている郊外にある市場に出かけた。市場の朝は早いので6時頃に台南駅のバス停に行ったが7時までバスはなかった。時間があったので台南駅の散策を少し。
地下通路。
あっ、台南駅は改装中でした。2階部分のホテルも再現されるのは興味ありますね。
バス停は通勤・通学の人達で賑わっていたが、私の乗ったバスは乗客は私一人だけでした。市場の名前を告げると、最寄りのバス停についたら運転手さんが声を掛けてくれた。
市場には何度も来たことがあるが、何時も車で連れていってもらっていたので、自分1人でバスに乗って行くのは初めてでした。従い、バスを降りてからも数人に道を尋ねながら前進したが、全員が丁寧に教えてくれる。事務的に答えるのではなく、心がこもっている感じで温かい。これがマルやんが言う所の台湾南部の人情味なんだと思う。
無事市場に到着したので取り急ぎ朝ご飯。
台南名物の牛肉湯を食べる。台南の牛肉スープは朝に食べるのが最高です。
とても美味しい。
市場は中は「卸売り」と「普通の市場」の二つに分かれており大きなものです。私の友人は卸売りの方にいます。
あっ、いましたいました。もっと驚いて欲しかったですが、私がそのうち現れることを予想していたようで、暖かく迎えてもらいました。台湾のユースホステルで偶然知り合って30年以上になりますが、本当にありがたいお付き合いです。
ちょうど今はパイナップルが旬で、友人が取り扱っているものを早速切ってくれました。
「腕前を拝見しよう」と冗談を言って友人が皮をむくのを動画撮影。台湾人は明るい人が多いので、周りのお店から「そいつは下手くそだぞ。撮るなら隣のおばさんにしときなさい」と声がかかる。
芯まで食べれるし、甘くて超ジューシーなパイナップルです。
汁が溢れ出ます。
市場のあちこちでコーヒーも売っており、久しぶりに美味しいコーヒーも頂く。コーヒー屋さんに5歳の可愛い女の子がいたので話しかけると、「オッちゃんの言っている事がわからない」と真顔で言われてしまう。私の中国語は大人なら分かってもらえますが、やはりまだまだ修行が足りていないようです。
少し市場内も散策してみる。
帰りは友人が車で台南市内まで送ってくれた。感謝。
友人にお土産にもらった果物。旗山のバナナ、屏東のアップルマンゴ、蓮霧は産地は忘れたが「香水蓮霧」という新しい品種でかなり大きな粒。パイナップルは台南の関廟のもの。滅茶旨です。
この大きなサイズは珍しい。
昼はマルやんのお店で弁当を食べる。
3時には眠くなったので氷を食べる。
晩ご飯は「蝦巻き」のお店に行くが閉まっていた。
しからばと臭豆腐を食べる。看板に書かれていた「超級好吃」かどうかは判断できないが、普通に美味しい。
臭さは全く感じずに、ササっと食べれる。
二件目はアヒルご飯。
夕食後は蓮霧を食べてみる。
香水と言われる香りは私の鼻では感知できなかった。高そうですが、味的には普通な感じでした。
今日お迎えした日本人のお客さんは昨日来られた2組の方に再訪頂きました。
お店での会話は不思議と楽しく弾むのは、マルやんと妹さんの打算のない真摯な態度の賜物な気がした。
新しい友人も連れてこらたので、マルやんが嬉々として「ハジメテキタナラココニサインオネガイシマス」と台帳を出していました。当然いつものポーズで記念撮影も行う。
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