さてさて台南滞在も第3日目となりました。今回お世話になっている「ハム家」さんです。要は普通の家ですが、日本人バックパッカー宿として非常に快適ですね。
たまたまネットで見つけて予約しましたが、良いところに当たりラッキーでした。
http://hamuguesthouse.com/
この路地を入るなんて、初めてならドキドキしますよね。
さーてと、朝ご飯に飛び出します。お気に入りの永楽市場界隈。
魚フライが入ったあんかけ麺です。台湾ですから甘めの味付け。昔は「ええっ?」と思いましたが、これも今では大好きな味に変身しました。^^
近くに有名な「金得春巻」があります。豊富な具材を包み込む生春巻きのようなもの。見ていて素晴らしいですが、実は苦手なんで、食べていません。見るだけです。ピーナツの粉のザラザラした食感と甘さが未だに乗り越えられていません。まだまだ台湾道の修行が足りていないようです。もう少し台湾化が進化すると突然大好物に変わるような気がしています。乞うご期待。
朝ご飯のあとは、「マルやん」と雑談。
「マルやん」お薦めの喫茶店に向かう途中、媽祖の廟の行列に出会う。台南は日本の京都のようで年がら年中何かのお祭りをしているから魅力的だ。
途中で立ち寄った廟。開基天后宮
規模はそんなに大きな廟ではありませんでしたが、廟の人の説明によると大変由緒正しい廟のようでした。
媽祖は元々中国大陸の福建省から渡ってきた信仰ですが、ここには台湾本島では最初に到着した媽祖の像が安置されているらしい。
日本も台湾も同じで、色んなもので複数の場所が「元祖」とか「本家」とか主張しあい、「一体どいつが一番最初やねん」とわからないものが多いが、この廟は、凄く控えめな主張に、何だか本物のような気がしてきた。
ここの媽祖様は、福建省で同じ像が2体製作されたものの一つで、もう一つは何と日本の長崎に運ばれたそうです。
私は長崎でも勤務していたことがあり、長崎の崇福寺にあった媽祖廟には良くお参りしていたので、認識してませんでしたが、きっと同じ媽祖様を何度も拝見していたはずなので少し感動した。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B4%87%E7%A6%8F%E5%AF%BA_(%E9%95%B7%E5%B4%8E%E5%B8%82)
http://spaspa.gnk.cc/20050222_3/20050222_3_2.html
再び歩き始める。
狭い路地を入っていく。本当にこんなところに喫茶店があるの?
うわー、本当にあった。 隠れ家のようなロケーション。「マルやん」一押しの喫茶店。
「マルやん」は義理堅いというか、友人のお店の売り上げに貢献すべく、色んなお店をビンロウ屋を訪問した人達に熱心に紹介しているようだ。 私も「マルやん」が教えてくれる店なら、本望だし、貢献したい気持ちマンマンです。
お店はお洒落でしたし、パンケーキとかも美味しそう。 オーナーは日本語ペラペラ。
http://boylondon.pixnet.net/blog/post/108527230-%E5%8F%B0%E5%8D%97%E2%80%A7%E5%8C%97%E5%8D%80-%E6%98%AF%E5%90%89%E5%92%96%E5%95%A1
喫茶店の近くには日本時代の陸軍の宿舎だった地区が残されていた。今は芸術村として利用されているようです。
http://news.livedoor.com/article/detail/7517524/
この日のお昼は「マルやん」と一緒にした。「正興街」にある「マルやん」の知り合いのお店。
古い倉庫を改造したらしい。
正に台湾家庭料理といった感じ。優しいお味。
昼食後は正興街を案内してもらう。 最近非常に注目されているエリア。
中でも一番人気のアイスクリーム屋さん。
http://lohas.pixnet.net/blog/post/31265205-%5B%E5%8F%B0%E5%8D%97%5D-%E8%9C%B7%E5%B0%BE%E5%AE%B6-%E7%94%98%E5%91%B3%E5%A4%84-%E6%95%A3%E6%AD%A5%E7%94%9C%E9%A3%9F-@-%E5%A5%BD%E5%90%83%E6%84%9F%E5%8B%95%E7%9A%84
日本の病院のように待っている人の番号が電光掲示板で表示されている。何と233人待ちでした・・・
こちらはフルーツ屋さんらしいが、こちらも負けじと凄い人でした。
海安路に出ると、アチコチで「世界の大道芸人」が芸を披露していた。
海安路も離れ、更に突き進む。 何これ? ウンコ焼きだって。
エビ入りの肉圓を食べる。
適当に歩き回っていて、気になった看板のお店に突撃。 魚で作った麺のお店。
味と食感は、麺というよりも、竹輪かなにかを削ぎ切りして麺状にしたような感じかな。滅茶苦茶旨いわけではないが、珍しいので魅かれる一品です。
街歩き継続中。
おおっと、ふと気が付くと「リリーフルーツ店」のところまで来ていたではないですか。こりゃ食べないと。
この隣は日本時代の建物。 「愛国婦人会」だなんていかにもあの時代のネーミングです。
ついでに対面の孔子廟にも入ります。
再び歩き始めました。日本時代からの警察署は改装中かな。
おっ、度小月だ。
一杯引っかける。ここは超有名ですが、味的には違いはよくわからない。但し、盛りは美しい。^^
林百貨店の対面の銀行。ここも日本時代からのもの。何時もウエディングの撮影しているような気がする。
昭和7年創業の林百貨店。
街歩きにも疲れたので、宿でしばし休憩。
その後、「マルやん」のところで知り合った台湾人の先生に誘ってもらった「お茶会」に出かける。会場は「チーカン楼」でした。
詩を詠むところからお茶会は始まった。流石にこのレベルとなると私の中国語能力ではついていけない・・・・
出されたお茶はコンテストで「一等賞」を受賞した優れもの。申し訳ないが私の能力の問題で、その優雅さはわかりませんでしたが・・・
最後にデザートを頂いて終了。「どこの馬の骨かわからない旅行客」である私を、気さくに誘ってくれた台湾人に感謝感謝です。
さてさて、夜となりました。 30年来の台湾人の友人と日式の居酒屋さんで一杯やりました。
飲んだ後にはマッサージに出かけました。気持ち良すぎて最後には寝てしまい、友人からは「終わったぞ、起きろ」と起こされてしまいました。
最後には「マルやん」の所を経由して宿に帰り、第3日目は終了しました。
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