今朝起きてグタグタしていたら何となく「お昼は新竹で」という内なる声がしてきたので出かける事にした。松山駅に行くと、丁度良い具合に莒光号があった。上手くいくときはこんなもの。

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車両は中華民国68年製。西暦で言えば1979年製ですから35年も走っているのですね。私が初めて台湾で鉄道に乗ったのが1985年で台北から台中の莒光号ですから、今日乗ったのと同じタイプの車両だった可能性が高い。全然記憶していないが何となくジーンとしました。

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新竹に無事到着。ここで降りるのは10年ぶりくらいかな。

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新竹駅は日本時代の1913年に建てられたものだそうですから100年以上の歴史ある駅なんですね。

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駅前にはSOGOがありました。

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さてさて街歩き開始。

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私が始めて台湾を訪れた1980年代の雰囲気は今のモダンな台北市には少なくなってしまったが、新竹には色濃く残っていたので思わず嬉しくなる。

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突然雨が降ってきたので近くの廟に飛び込む。 そこは関帝廟でした。折角なので関羽さんに私の人生の万事如意を勝手にお願いしておきました。

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雨宿りも終わり、再び歩き出した。良い感じの市場があった。

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今日の目的地に到着。

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そうです。都城隍廟です。ここは廟の傍に屋台街があるので、ここで昼ご飯を食べるためにやって来ました。

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新竹といえばビーフンです。  く~  あまり美味しくな~い。

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それに貢丸スープ。こちらはマーマーかな。

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バーワンも名物だそうなので食べてみる。

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中の肉は紅麹で味付けしてあるので珍しい赤色。不味くはないがさほど旨くも無い。先日台南で食べたバーワンの方が個人的には好きかな。

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別の店でビーフンをもう一度食べようと思った。新竹まで来て美味しいヤツを食べなかったら残念だから。と思うものの、食べれる量にも限りがあるので、別の「板条」を食べてみた。日本で言えばキシメン。新竹には客家の人も多く住んでいるだけあってか非常に美味しい。今日の一番でした。

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さて食事の後は屋台街に接している廟を見学。

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おっ、縁結びの神様。

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新竹と言えば肉マンも有名らしいので食べてみる。餡は凄くジューシー。皮は日本のような軽いフワフワタイプ。うーん、台湾にはもっと旨いヤツが沢山あるね。

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新竹の駅に戻る途中。この建物も由緒正しそうですね。

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1937年に建てられた消防署。当時新竹で一番の高さを誇ったそうです。

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こちらは1925年に建てられた新竹州庁

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こちらは1933年に建てられた国民劇院。台湾初の冷房完備の欧風劇場だったらしい。

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台北への戻りはバスにしました。何と10分に1本出ていました。快適。
ビーフンを初めとする食べ物の印象は今回今一つでしたが、街の雑然さや日本時代の建物等の全体の街の雰囲気は大変素敵でした。また来たいですね。風の町、新竹。

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